―宮崎には音楽の咲く季節があります。
このスローガンを掲げた
こちらの音楽祭に行ってまいりました。
私の地元でも、
霧島国際音楽祭とかありますが、鹿児島市内から遠い事もあって、毎年あまり参加せず…
どちらかといえば、私にとっては宮崎の音楽祭の方が親しみがあります。
しかも、今回プレ企画の街角コンサートに参加した為にチケットが頂けました。
A席、7000円也。
貧乏学生には有りがたくって涙が出ます。
しかも、演奏者が間近で見られる三列目。ああああああ。
私が行った演奏会の曲目は、
ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
ストラヴィンスキー バレエ「ペトルーシュカ」(1911年版)
チェロのジャン・ワンさんの演奏が素晴らしかったし、
ストラヴィンスキーのペトローシュカとか、生では初めて聞きました。
本当っっっっによかったです。
私は、どちらかといえば、演劇や声楽などは生のコンサートを聴きに行く派、見に行く派なんですが、全くもって最近クラシックの演奏会は聴きに行っていませんでした。
だって聴きたけりゃCD聴けば素晴らしい演奏が聴けるじゃん。ってな感じ。
まぁ、お金もないってのが実情なんですけど。
でも今回聴きに行って認識を改めました。
やっぱりいいものは、会場に聴きにいかなくちゃ。
CDなんかは素晴らしい演奏が収録されているけど、演奏者の息遣いが会場にいるほどには、伝わってこない。
演奏者の息遣い、呼吸、そしてエネルギー、伝えたい事、そんなものが奔流になって溢れてくる、そしてそれを体全体で感じること、それはやはり、演奏会に行かなきゃ味わえない醍醐味かもしれない。と思った。
いくらステレオをよくしたって、スピーカーをよくしたって、CDじゃ無理。
今度からもうちょっと足しげく演奏会に通おうかなぁ…と思いました。
演劇、ミュージカル、そして声楽にオケってしたら…あぁ、やっぱり金がない(笑)旅費もない(笑)…
ドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴いたら突然、「新世界より」が聴きたくなって帰りに購入してしまいました。
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
カラヤン(ヘルベルト・フォン), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ドヴォルザーク, スメタナ
小学校の時のオケの十八番だったんだよね…この曲…。